コミュニティカレッジに入学する2つの方法|TOEFLは必須なのか?|ESLとは?
コミュニティカレッジに入学するために何をするべきか?
みなさんご存知でしょうか?
コミュニティカレッジについてご存知ない方は以下の記事で、簡単にご説明していますので是非ご覧になってみてください。↓
コミュニティカレッジとは?費用・編入/アメリカ留学
コミュニティカレッジへの入学条件
まず、
コミュニティカレッジに入学するにはどうすれば良いのか?
一般的にコミカレに入学するためには、その学校が入学条件として定めるTOEFLの
スコア以上を取らなければいけません。
例えば、AA コミュニカレッジという学校があったとします。
その学校の応募条件がTOEFL IBTスコアを61点以上持っていることだったとしたら、学校に入学をするためには最低でも61点は持っておかないといけないことになります。
アメリカには多くのコミュニティカレッジが存在しますが、おそらく全ての学校で応募条件としてこのTOEFLスコアは提示されています。
多くの学校はTOEFL IBT50~61点あたりを応募条件としているはずです。
低いところでは40点代もあります。
海外に興味はあるけど英語が苦手な人にとっては、この点数も高く感じるかもしれません。
さて、私はこの提示されたTOEFLスコアを取ることができたのか??
答えは「NO」です。
それどころかTOEFLテストさえ受けていません。
応募は一応していたのですが、テストの2日前くらいに急に体調を崩して1、2週間を入院していたので笑
受けていたにしても根っからの理数系で英語を避けて生活していた私の英語力ではどうせ無理だったと思います。
では、どうやってコミュニティカレッジに入学したのか?
コミュニティカレッジの語学プログラム(ESL)に応募する
このタイトルから見てわかるように、コミカレが他国からの人向けに実施している語学プログラムへ応募しました。
ESLとは English as a Second Language の略で、主に他国からの入学生に対してアカデミックでも充分に通用する英語力を身につけてもらうことを目的としたプログラムです。(たまにIESLとも呼ばれます。)
学校によってこのプログラムの内容もバラバラですが、私の学校の語学プログラムではレベル1〜5があり、入学初日に受けたテストの結果によってレベルが決まります。
ちなみに、このプログラムを受ける日本人の多くは英語が苦手な学生のため、レベル2、3くらいから始まる人が多いです。
ESLの全てのプログラムを終えると、TOEFLスコアが免除となり、コミュニティカレッジの授業が次の学期から受けられるようになります。
「なんだTOEFL受けなくても良いなら、ESLから始めれば良いのか!」
確かにそうですが、そこまで単純な話でもありません。
ESLのメリット
ESLのメリットは上で述べたようにTOEFLスコアを取らなくてもコミュニティカレッジに入学できるという点です。
また、これは私個人としての意見ですが、コミカレに直接入学するよりも友達が多くできます。
ESLの授業はカレッジでの授業と比べるとクラスメートといる時間も長く、話す機会も多いので、英語が喋れなくても他国の友達ができます。
英語の基礎の基礎から改めて習いたいというような方には向いているのかもしれません。
ESLのデメリット
ESLから始めるということは、そのぶん長く留学先に滞在しなくてはいけなくなります。
「英語が伸びるならいいじゃん」と思うかもしれませんが、語学プログラムといってもカレッジの授業料と変わらない授業料を毎学期払わなくてはいけません。
むしろ、カレッジの方が少し安いくらいです。
また、ESLで過ごすぶんだけ卒業の時期も遅れます。
なにしろただの語学プログラムなのでカレッジの単位には一つも入りません。
半年や一年間、カレッジと同じだけの授業料を払ってとても丁寧な英会話教室に通っているようなものです。
留学前に、いつまでに卒業して… みたいな感じで計画を立てている人は意地でもTOEFLを取ることをオススメします。
まとめ
以上がコミュニティカレッジに入学するための二つの方法になります。
私自身はESLからのスタートになりましたが、友達ができたこと以外は正直無駄な一年だったなと思っています。
なので将来留学をしようと思っている方にはTOEFLを取ってからから行くことを断然オススメします。
願書の書き方だったり、手続きだったりは留学エージェントを通したので自信がない方はそうすると良いかもしれません。
ただ、自分だけでも全然できる作業なので自信がある方は自分でやるのもいいと思います。