ホームステイのメリット・デメリット。住居決めで重要なポイントとは?
留学先を決める上で、滞在先住居をどうやって決めるのか。
これも大切なポイントだと私は思います。
寮やルームシェアについてはこちらの記事をご覧ください。↓
さて、今回はまだお話ししていなかったホームステイについてのメリット・デメリットを、私の友達から聞いた面白い例なども含めて紹介していこうと思います。
メリット
- 寮やルームシェアより家賃が安い。
- 家事をする必要が無く勉強に集中できる。
- ホストとの会話で英会話の力もつく。
- ホストによっては毎朝送迎してくれる。
1. 寮やルームシェアより家賃・生活費が安い
ここで言う家賃とは生活費を含めた1ヶ月の支出額だと思ってください。
基本的に寮やルームシェアなどは、家賃の他にも食材費やその他の生活費がかかります。
一方でホームステイは食事も含めての家賃となるため、その分お金を抑えることができます。
以下、私(ホームシェア)と私の友達(寮)の1ヶ月の生活費と家賃の例になります。
私の場合
- 家賃 650ドル
- 生活費 250ドル (うち食事200)
友達の場合
- 家賃 800弱 ドル
- 生活費 300ドル (うち食事200)
ご覧のとおり、私は家賃と食費合わせて日本円で約90000円。
友達に至っては月10万円を優に越しています。
私の9万円も充分高いですが、友達に関しては月10万円以上ですよ!高過ぎます!
その点ホームステイは食費も含めて月675ドル、つまり約7万円で生活できるわけですので経済的にキツい方にはオススメです。
ちなみに私もお金がないので9月からホームステイにする予定です。
2. 家事をする必要がなく勉強に集中できる。
私が留学先で住居を決めるときに重要だと思っていることは以下の3つです。
- お金を管理するオーナーがいるか
- 学校から比較的近い距離にあるか
- 勉強を出来る環境か
*以前の記事でもお話ししたように、住居を選ぶときは出来るだけお金を管理するオーナーがきちんといる場所を選んでください。
お金のトラブルというのは拗れると非常に大変です。
実際私の知り合いの中にはお金をルームメイトに騙し盗られていた人もいました。
ホームステイはホストマザーがきちんとお金を集金するので、そういった心配はいりません。
さて、本題の勉強に集中できるという点ですが、
集中ができるというよりは家事に気を使わなくても良いぶん、それだけ勉強をする時間を確保することが出来ると言った方が良いかもしれません。
結局はホームステイになっても出来ない人は出来ません。
ただ、ご飯を作る1、2時間の間を勉強や他のことに費やすことが出来ることはとても魅力的ですよね!!
3. ホストとの会話をすることで英語力が向上する
これは周りの友達からの話をもとにした、私のホストファミリーに対する個人的な考え方なんですが、ホームステイにすることで、寮やルームシェアをしている人よりも格段に英語を喋る機会は増えると思います。
寮についてですが、皆さんが夢見るルームメイトで仲良く、なんてのはレアなケースだと思った方が良いと思います。
最初からある程度喋れる人で、一切人見知りをしないような人なら可能だと思いますが、そんな人はなかなかいませんよね笑
今考えると私の最初のルームメイトはかなり恵まれていたにも関わらず、英語が全く喋れなかった私は彼らを避けて生活していました。
今でこそ学校で会ったときに話をしますが、あのころは本当に無理でした。
(まず言ってること分かんなかったですし…)
ただ、ホームステイになるとそうも言ってられません。
食事中などにホストマザーからの質問攻めにあいます。
子供がいる場合は子供の相手をしないといけないかもしれません。
つまり、強制的に喋らなければいけない空間が作られているので嫌でも英語力は向上します。
私が来る前にホストファミリーに対して抱いていた不安は、「言葉が通じないこと」でしたが、それは寮でもルームシェアでも一緒です。
英語力に自信がないからこそ、ホームステイを選ぶべきだと思います。
4. ホストによっては毎朝送迎してくれる
後のデメリットの方でも話していきますが、ホームステイというのは非常に当たりと外れがはっきりしていると思います。
私が聞いた中で一番ハズレなホームステイ先では、夕食にトウモロコシを丸ごと一個机の上に置いてあるだけ、というものがありました。
作画:丸
…絵図らを想像するだけでも泣けてきます。
*凄く稀なケースです。
これとは逆に車で毎朝学校まで送迎してくれるホストファミリーもいます。
これまた同じくらい稀なケースではありますが、送迎してくれるホストファミリーに当たった場合は大当たりです。
遠慮せずに喜んで送迎してもらいましょう。
以上がホームステイのメリットになります。
デメリット
- 自分の理想のホームステイ先を見つけることは難しい。
- 子供がいる家では勉強の妨げになる可能性がある。
(赤ちゃんのいるホームステイは夜泣きで大変だそうです笑)
1. 自分の理想のホームステイ先を見つけることは難しい。
メリットの部分でもお話ししましたが、ホームステイ先には当たりとハズレがあります。
最初から当たりのホームステイ先にいきなり巡り会える人もいれば、何度引っ越しても夕飯がトウモロコシのようなホームステイ先に当たる人もいます。
これはなぜかというと、友達経由で良いホストファミリーを紹介されたりしない限り、どこのホストファミリーに充てられるのかというのは完全にランダムなわけです。
多少の希望などにそっては決められますが、その候補の中からどこに当たるかていうのは分かりません。
よく考えてみると、まず相手先のことを知らないわけですから、ランダムでも自分で選ぶ場合でも一緒です。
つまり、完全に運です。
前提として、完璧なホストファミリーはいません。必ず何かしらの不満は持つことになると思っておいてください。
日本の生活と比べてしまうと、どうしてもどこか見劣りしてしまいます。
中には一億円の家がホームステイ先だったりする人もいますが、それでも必ず些細な不満はでてくるはずです。
理想のホームステイ先に当たるのが一番ですが、そんなことはほぼありません。
もしもホームステイ先に何か不満を持ったときに、一度これを思い出してみてください。
2. 子供のいる家では勉強の妨げになることがある
子供ってのはとにかく無邪気で、元気です。
勉強していようが、何をしていようが、お構いなしにイタズラなどを仕掛けてきます。
そういうのってついつい可愛いからノっちゃうんですよね、たぶん。
いちいち対応していては勉強が手につきませんし、ガン無視だと子供は拗ねます。
いざ、子供が寝静まって「さあ、勉強!」てときに赤ちゃんの夜泣きで集中できない。
考えれば考えるほどエンドレスです。
その辺りの時間の調節を自分ですることがかなり重要になります。
ただ、これは最悪な場合の話です。
よほど普段悪い行いをしていない限り、普通に生活できる程度のホームステイには当たれると思います。
子供も英語力の向上のためだと思って適度に接してあげてくださいね。
根本的に、ホストファミリーからすると一つの仕事(お金儲け)です。
不満は付き物だと思ってある程度のことには目を瞑るよう頑張ってください!
まとめ
日本で住んでいた環境と同じ環境を見つけることはなかなか難しいです。
留学中だからとある程度は割り切って我慢するのも必要。
ただ、限界でやっぱりホストを変えたいというのであればカレッジのオフィスで簡単に申請できるので、そこまで心配する必要はありません。
実際、1週間で出たりしてる人もいるらしいです…
これから留学をしようと思っている人、住居に迷っている方に少しでも参考になればと思います!