夏真っ只中ですし、そろそろ怖い話でもしませんか?
夏といえば、キャンプ!海水浴!BBQ!そして怖い話ですよね!
贈り物
グラビアアイドルは、ファンとの握手会などでよくプレゼントをもらう。
とあるグラビアアイドルは、あるファンからDVDを貰った。
ある日、プレゼントをもらったグラビアイドルは友達と集まり、飲み会を開いた。
ファンからのプレゼントの話をしていたとき、例のファンから貰ったDVDを観てみようということになったそうだ。
早速再生してみると、内容は男性が好きなアイドルの歌をかけながら、部屋の中でずっと踊っているというものだった。
女友達は、「やっぱりこんな気持ち悪いビデオだよ〜」と盛り上がったが、このDVDを貰ったグラビアアイドルの子だけ顔が青ざめ、突然泣き出した。
周りがどうしたのかと尋ねると、彼女は震えながらこう答えた。
「この人が踊っている部屋、、、、私のリビング。」
100回建てのホテル
ある大学生の話である。
大学4年生になった彼らは、格安でアジアのある国へ卒業旅行へ行くことにした。
その国はリゾート地としても有名で、しかもホテルが格安な場所だ。
卒業旅行ということもあり、彼らは少し奮発して100建てのホテルに泊まることにした。しかも、幸運なことにシーズンを外していたので、最上階の部屋に泊まっても合計数万円の旅費で済むというのだ。
旅行当日、1日中市内観光をしてヘトヘトになった彼らはチェックインをするためにホテルへと向かった。「100階の部屋なんて、どんな景色なんだろうな!」なんて期待に胸を膨らませていると、ホテルマンが彼らに申し訳なさそうに言った。
「申し訳ありません、本日エレベータが壊れておりまして…」
「え!!!!じゃあ、どうやって100階の部屋まで行けばいいんですか!」
「階段でなら可能ですが、下の階の空いている部屋に変更なさいますか?」
彼らは一気にテンションを落としたが、せっかく100階の部屋を取れたのだからと、部屋を変更することなく階段で向かうことにした。
すると、階段を上がっている途中に一人がこう切り出した。
「なあ、せっかくだし1階上がるごとに怖い話をしない?今まで上がってきた階の分も今すれば、全部で百物語になるし!」
そういうゲームをしていれば、気も紛れ、楽しく部屋まで行けるだろうと満場一致で彼らは怖い話をすることにした。
1階上がるごとに一人が怖い話をしていく。
最初はネタがいくつかあったものの徐々にそのネタが尽きていく。
次はどうしようと考えるのも少し楽しかったりした。
99階まできた。昇るのに小一時間はかかってしまった。
一人が最後まで温存していたとっておきの怖い話をした。
その話は本当に怖く、彼らは凍りついてしまった。
「早く部屋に行きたい!!」
恐怖のあまり一人がそう言い出すほどだったという。
そして100階、最後の一人がこう切り出した。
「最後の話さ、さっきのより怖いけど、聞く?」
今すぐ部屋に向かいたい気分だったが、聞かないことにはこのゲームは終わらない。
「…いいか?実は俺さ、ホテルの部屋の鍵をフロントに忘れてきたんだ。」
もんぺ姿のおばさん
北海道の日勝峠ではもんぺ姿のおばさんが多数目撃されている。
その峠を車で走っていると、なぜか国道沿いをもんぺ姿のおばさんが歩いているのだそうだ。観光客などがおばさんを気にかけて、
「どこに行かれるんですか?乗って行かれますか?」を声をかけると、
「××まで行く。」と応えるのだが決して車には乗らない。
分かりましたと、ドライバーはおばさんが気になりつつも車を走らせる。
しかし、しばらく走るとさっきのおばさんをまた目撃するのだそうだ。
ここでもんぺ姿のおばさんが幽霊だと気づく。
ここをよく通る長距離運転手の間では有名な話なようで、知っている人はおばさんが歩いていても無視して通り過ぎるのだとか…
まとめ
今日の分は以上です。
結構有名な話なので、知っている方が多かったかもしれません。
北海道の話は怖い話というより都市伝説ですよね笑
夏が終わるまでに、あと何本かこのシリーズを書ければと思います!