英語がペラペラになりたいなら最初に文法を勉強するべき!!「英語が喋りたいなら、とにかく喋る」の落とし穴とは
こんばんは、丸です!
久しぶりに留学関係の記事を書いていこうかなと思います笑
今回はスピーキングについてだよ!
留学生のスピーキング力の実態
留学の仕方って結構様々で、2年間の短期大学や4年大学に通って準学士号や学士号を取ることを目的にしている人もいれば、1年間のみ語学学校に通って「喋れるようになること」に重点を置く人もいます。
私のオーストラリアに行った友達なんかは、語学学校に行きながら農業に住み込みで働いていたそうです。
最終的に学士号を取ることが目標だとしても、せっかく留学をしたのなら「英語が喋れるようになりたい」と思っている人の方がほとんどのはず。
しかし、実態はそこまで甘くありません。
なぜなら留学した人の多くが、スピーキングが上達しないまま帰国しているから。
もちろん、これは喋れるようになった他の留学生と比べての話です。
日本では、ある程度の挨拶や会話が出来れば「喋れる」と思われるので、実際のところはそこまで恥ずかしがることでもありません。
しかし、「留学をしていた」と言ってしまうと、「その割には伸びていないな」と思われるかもしれませんよね。そのため、帰国後に自分が留学したことを隠している人がほとんどなんです。
留学 = 英語がペラペラになるというイメージがあるからですね
なぜ、最初に文法を勉強するべきなのか
実際に英語を喋れるようになった人が口を揃えて言うことが、 まずは文法を完璧に自分の物にすることです。
しかし、意外と文法って軽く見られがちな気がするんですよね(^◇^;)
後述していきますが、「文法を気にせずにとにかく話せ」って結構聞きませんか?
ある程度の部分まではそれでも確かに伸びるんですが、それだと「留学した割には喋れない」止まりになることが明白です。
それはなぜか? → 言い方を知らないから。
例)単純な例で考えてみましょう。
英語で「私は彼ほど背は高くない」と言いたいとします。
もし仮に、初歩的な文法以外何も知らない場合、ある程度意味合いの似た文章を作ることは可能でしょうが、時間もかかりますし、伝わるかも微妙です。
しかし、比較級を知っていればこれは容易に言えるんです。
答えは: I'm not as tall as he (is).
よく英語が喋れないのは「単語力」が足りないからだと思っている方がいますが、おそらく文法の方に問題があると考えた方が良いです。
日本語には様々な意味合いの言葉が存在しますが、実際日常で使っているのなんて意外と決まった言葉が多いですよね? それと同じように英語が母国語の人も使っている単語は結構決まっているからです。
「文法なんて全部知っているよ!!」という方は、それが会話の中で咄嗟に出てくるレベルにまで昇華されているかどうかを考えてみてください。
本気を出せばひと通りの文法事項を学ぶのは、そう時間はかかりません。
集中すれば長くても2ヶ月ほどでマスターできるはずです。
プロセスとしては、
文法 → 単語 → リーディング → ライティング&スピーキング
今のレベルに限界を感じたので、私も最近文法を強化中です!
「英語が喋りたいなら、とにかく喋る」の意味
これは人によっていろんな解釈の仕方があるはずです。
あくまで私個人の解釈だと思って読んでみてください。
私は「英語が喋りたいなら、とにかく喋る」と「文法を気にせず、とにかく話す」ことは全く別物だと思っています。
私個人の意味の解釈はこうです。
1. 「英語が喋りたいなら、とにかく喋る」
新しい文法や単語など、日頃学習したことを完璧に自分のものにするためには実際の会話の中でアウトプットすることが何よりも大切だ。
2. 「文法を気にせず、とにかく話す」
まずは、英語を話すことに慣れるために積極的に話すようにする
つまり、
1はより流暢に話すために、2は話すことに慣れるために必要なことです。
恥ずかしがって英語を話さないよりは、文法を気にせずに話した方が良いだろう!って考え方なんですね!
*注意点*
文法を気にせずに話しすぎると、それが自分の英語のスタイルになってしまい、スピーキング力をより伸ばすことが困難になってしまいます。
ある程度会話に慣れてきたら、学習した文法を使うことを心がけてください。
留学してからやろうはバカやろう
ツイッターで以下のようなツイートをしたことがあります。↓
英語が全く喋れない人と、少し話せる人では留学したあとの伸びが全く違うように思えます。同じ期間でも少し喋れた人の伸び率は前者の5倍程あります。ちなみに僕は前者で大変苦労しています。留学前に英会話などで喋ることに慣れておくことをオススメします。#sougofollow
— 丸@はてなブログ (@marumori84) 2017年7月11日
これはなぜか??
日本にいて英語が少し話せる人っていうのは、ある程度文法の基礎がしっかり出来ている人が多いんです。ただ、日本国内ではアウトプットする機会が少ないため伸びない。
留学をすることで、アウトプットする機会が格段に増えるので、伸び率が半端じゃないってことだと思うんです。
少しでも話せた方がスタート地点で友達も作れますしね!
「留学したら嫌でも身につくし良いや〜」 って考えている方は、今からでも遅くはありません。文法の基礎くらいは頭に叩き込んでください!!
まとめ
今回はスピーキングについてのお話をしました。
スピーキング力は私を含め、多く留学生さんが伸び悩んでいるポイントの一つです。
リーディングやライティングは授業で嫌というほどするので、間違いなく伸びるとは思いますが、スピーキングは自分でどれだけやったかというのが、顕著に出てきてしまうものです。
「留学してから本気を出して勉強しよう!!」では遅いんです。
特に学士号などを取ることが目的の場合は、他様々な課題があるので、英語の勉強どころの話しではありません。
留学はあくまで「日本でインプットした知識をアウトプットして、より自分のものにする場」だと考えて勉強していると確実にスピーキング力も伸びるはずです。