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『アドラー心理学』褒めても、叱っても人はダメになる。

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こんにちは、丸です。

今日も暑いですね!!アメリカは7月25日です。

 

7月25日は日本の最高気温記念日って皆さん知ってましたか??

実際は2007年に記録が更新されたので、旧最高気温記念日と言った方が良いのかもしれませんが、日付が変更されず未だに7月25日のままとなっています。

 

ちなみに日本の首都、東京の今日の予想最高気温は31度です。

気温は低くても湿度が高いと熱中症になる可能生はあります。

油断せず対策はしっかりとしておいてくださいね!

 

ということで余談はここまで。

そろそろ本題に入っていこうと思います。

今回はアドラー心理学から見て「人はどうやって成長するのか」について、丸の意見を書いていくよ!!

 

 

アドラー心理学とは

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アドラー心理学とは、アルフレッド・アドラーが創始し、その後継者が世の中に広めていくことで発展した心理学体系の一つです。

 

アドラーは、彼自身が創始した「個人心理学」を元に 様々な考え方を述べていますが、今回私が焦点を置きたいのは「人は褒めても叱ってもダメ」というもの。

正しくは「子供は褒めても叱ってもダメ」のようですが、一般的に世の中に知られているのは、子供だけでなく大人も含めての考え方のようです。

世の中の変動と共に彼の考え方が応用されているんじゃ! 

 

 

日本の社会風習

日本では古くから縦の人間関係が重要視され、「礼儀、マナー、ルール」など、社会的に常識的なことは守って当然という、もはや伝統とも言える文化になっています。 

部活や会社でも年功序列に地位が決められ、「後輩や新入社員」は厳しく叱られながらも、社会でのあり方を学んでいくようになっていました。

しかし、今はどうでしょうか??

 

教育面や様々な規制の問題から、私を含めた今の20代、10代は「ゆとり世代」と呼ばれています。正直、私はこれも一種の偏見的な言葉になるような気がするので好きではないんですが…(^◇^;)

でも、まあ確かに親からの話を聞いても、私たち若い世代がいかに大事にされて育っているのかは分かります。

 

たぶん、昔は「留学のお金くらい全部自分で稼げ!」くらい言われてたのかなと笑

そう考えると僕たちは恵まれてるわけです!!

 

 

怒られ慣れていない若者が急増

そういう状況なわけですので、教師側も規則などが厳しくなり、行動や言動がかなり制限されていますから、学生のころに怒られた経験がない若者が増えているんです。

 

実際、『ゆとり世代』で調べると、

「ゆとり世代、怒り方」「ゆとり世代、褒め方」

などなど、様々なキーワードが目に飛び込んできます。

苦労しているのはむしろ上司側なんですね(^◇^;)

 

勿論、例外はいます。

私の場合は中学時代、部活の監督にめちゃめちゃ怒られました。

(言ったら教育委員会で問題になるくらいに。)

今でこそ、私が最も尊敬している方なんですが、当時は姿を見るのも怖かった……笑

未だに車をたまに街で見かけると背筋が伸びます笑

部活あるある:監督の車の番号を覚える)

  

そこで応用されているのが、この『アドラー心理学』なんです。

 

 

褒めても、叱っても人はダメになる?

「叱ってはいけない」ということは、上記に記載した理由で納得はできます。

問題はなぜ褒めても人はダメになるのか?ということ。

 

確かに、褒められると次も頑張ろう!!!と思いますよね?

しかし、そこに原因があるんじゃ! 

アドラー心理学によると、

人は褒められることで、一時的にやる気を促進されるが、次も「褒められること」が目的になってしまうため、自律心を阻害されてしまう

ということでした。

 

確かに言われてみれば、その通りなわけです。

子供のころはそれでも良いのかもしれませんが、大人になって "仕事は何のためにしている?"・"(趣味)は何のためにしているの?" と聞かれたときに、「上司に褒められるため!」と言っている人は成長できませんよね笑

*学生の私が偉そうに言えるものではありませんが……

 

そこで言われているのが、褒めるかわりに同意してあげるというものです。

 

 

褒めるかわりに同意する 

たったこれだけで何が変わるんだよ!と思われるかもしれませんが、これはアドラー心理学でみると、明らかに違います。

 

褒める・叱る 行為 → 立場が上の者が行う行為

感謝・同意 → 立場が同じ者がする行為

 

立場を位置付けると、このようになるわけです。

感謝・同意をした場合も、褒めると同様に「次も感謝されたい」という気持ちは多少なりとも働くかもしれませんが、それ以前に、同じ共同体や会社の社員の一員として横並びに頑張ろうという気持ちが生まれるわけです。

「横並びにお互いに頑張っていく」というような感じですね!

 

上から目線になってしまう「褒める」場合では、同じ団体の仲間として一緒に頑張ろうという意思を伝えるのが難しいわけです。

同様の理由で、叱ることも良くないとされているんですね!

 

しかし、私、丸はこう思うわけです。

 

 

叱っても良いじゃない

私は思いっきり叱っても良いと思うんです。

なぜなら、人って叱られて成長するものだと思うから。

 

「褒める」という行為は、相手の行動だけを見ているのであって、相手のことを本当に思っているとは思えません。

ただ、「叱る」という行為は、相手の行動に対して叱っているのと同時に、相手のことを本気で思って言っていると思うんです。

 

私の中学のころの話に戻りますが、監督が「部内で一番怒られたのはお前だ」と認めるくらい怒られていました。

ただ、今にして思えばどれも私のことを本当に思っていてくれたのが分かるんです。

実はスポーツ推薦も貰っていたのですが、その話を断ったときも、学校や電話で真剣に相談に乗ってくれました。

 

結局、怒られたら「なんで怒られたのか?」を考えるから成長できるし、相手が自分のことを本気で思っているのに気づけるから成長できるんだと思っています。

 

 

まとめ

『アドラー心理学』の考え方を元に、自分なりの意見を述べてみました。

書いていて思ったんですが……若干重い!!いや、かなり!!笑

 

中学のころの監督を思い出して、ついつい感傷的になってしまいました。

結局、人それぞれ持っている意見は違うと思いますので、人によってはまた違った意見が出てくると思います。

けど、それも人の面白さなのかなと笑

 

長々と綴りましたが、私はまだ学生の身です。

これから社会に出て、怒られて、成長していくのが楽しみです(^^)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!!