セメスター制のメリット・デメリット。意外と知らない留学知識③
長期休みに入ると急にやることがなくて暇になります、丸です。
ということで久々に1日で3記事連続投稿しています。
だって、他にすることないんですもん。
小学校、中学校、高校って長期休みに大量に課題が出てたイメージがあるんですけど、その点大学ってそういうのがないので気が楽ですよね。
日本の大学って課題あるんですかね…
もう1日中寝ていても良いくらいです。
さて、本題です。
前回までは、クォーター制とトリメスター制について、それぞれご説明しました。
今回は残りのセメスター制についてご紹介していきます。
セメスター制とは
クォーター制が4学期制、トリメスター制が3学期制、ではセメスター制は?
もちろん、セメスター制とは2学期制です。
以下、スケジュールの例です。↓
春学期: 1月 〜 5月末
秋: 9月 〜 12月
これがアメリカの一般的な区分けの例です。
見てわかるように非常に休みの期間が長いですよね。
ただ、休みの期間中も補修や教養課程のクラスを実施しているのが普通みたいです。
*ヨーロッパの方でもこの学期制度は利用されていますが、期間が上の例と全く異なることもあるようですので、ヨーロッパへの留学を考えている場合は確認が必要です。
日本の大学ではよく使われている学期制度ですよね。
最近はこれが更に2つに分けられてクォーター制になっている学校もあるようです。
恥ずかしいことに、私は最近までトリメスター制のこともセメスター制だと思っていました。
つまり、
4学期制→クォーター制、2学期制と3学期制→どちらもセメスター制。
こういう風に思っていたわけです。
だって、3学期制って日本人にとって馴染みはありますけど、トリメスター制なんてまず言わないですよね??
セメスター制とクォーター制ってなんとなく聞いたことがあったので、こういう認識になっていました。
たぶん、同じように認識している人も少なくはないはずです。
以下、セメスター制のメリット・デメリットになります。
メリット
- 休みの期間が長い
上記でも挙げたように、セメスター制では学期間の休みが長いです。
この長期休みを利用して帰国してバイトをすることもできます。
断言は出来ませんが、成績上位を取っておけば補修などは受けずに済むでしょうし、この長期期間を利用しない手はありません。
- 授業がめちゃめちゃ丁寧
丁寧と言ってしまうと少し違うかもしれません。
ようは、1セクションに対して時間をかけて学習することができます。
クォーター制だと毎日授業がある場合、予習復習が大変ですが、セメスター制だと週に2回ほどだと思うので(それ以下かもしれません)かなり余裕を持って学習に取り組むことができます。
- 授業時間が短い
一学期にやる内容が同じ程度だとするとセメスター制はクォーター制などと比べて、急ぐ必要はありません。
クォーター制では無理やり1学期に内容を詰め込むため、1クラスの時間が長いです。特に夏のクォーターとかは1時間半が普通です。
それと比べるとセメスター制では40分や50分で授業が終わります。
これは魅力的ですよね。
デメリット
- 1学期が長い
長期休みが定期的にあるけど比較的短い、長期休みは長いが1学期が長い。
どちらが良いですか?
私の場合前者なのでデメリットにあげました。
長期休みって長いぶんだけ後半ダレるんですよね、休みの中盤って「早く学校始まらないかなー」とか思いませんか?
いざ始まると、次は「早く休みにならないかな」です。
だったら、前者の方が良いと思いませんか?
- 入学時期が少ない
2学期しかないため、2回しか入学可能な時期がないということになります。
日本のスケジュールとずれている場合が多く、入学時期を合わせるのが大変です。
以上が、セメスター制についての説明になります。
トリメスター制、クォーター制についてはこちら↓