空港でハプニング発生!?|アメリカ国内旅行にご注意を。
今回は車でアメリカ縦断旅行の番外編です。
車はレンタルしたものだったので2週間の旅行を終えたあと、レンタカーはラスベガスで返して、私たちは飛行機で帰ることになっていました。
しかし!!!
ここで思わぬハプニングが!
パスポートを持っていくの忘れてた!!
さて、このあと私がどうなったのか…
日本とアメリカの国内旅行事情の違いなどの詳細も含めて話していきます。
日本の場合
日本国内で旅行経験がある方ならご存知だと思いますが、日本では国内で飛行機を使う場合バスポートは必要ありません。チケットを取ってチェックインすれば直ぐに乗れます。
最近では夜行バスだったり新幹線だったりが以前にも増して盛り上がってきていますし、そっちの方が安いので意外と飛行機に乗ったことがない方もいると思います。
(新幹線は若干高い場合もあります)
私が高校生のときにも、修学旅行で初めて飛行機に乗ったという友達がいました。
ただ、そういう方でも初めて日本で国内旅行をする場合、わざわざパスポートを取る必要がないということです。
パスポートの発行って少し面倒なので日本のこのシステムは素晴らしいと思います。
ジェットスタなど各航空会社では定期的に格安で航空券を販売しているので、こういうときにチケットを買えば費用を抑えて旅行に行くこともできます。
これからの夏の季節は旅行にはぴったりの季節ですし、この機会に国内での旅行を検討してみてもいいかもしれません。
アメリカの場合
原則として、アメリカでは国内旅行でも搭乗手続きをするときにはパスポートの提示が必要になります。
違法に入国してきた人も多く存在するという理由も挙げられますが、極め付けとなったのが、2001年9月11日、アメリカ国内で4つのテロ事件が同時に起こった、日本では「同時多発テロ事件」と呼ばれているものです
この事件に利用されたのがアメリカの国内線だったため、飛行機に乗るときには例えアメリカ人だったとして必ず何か身分を証明できるものを見せなければいけなくなったというわけです。
対策として、2015年まではパスポート以外でも運転免許証など身分を証明できるものなら可能でしたが、2016年からは一部の免除される地域を除いてパスポートの提示が必要になりました。
私の他に並んでいるアメリカ人の方も免許証ではなく、確かにみんなパスポートを提示していました。もともと運転免許証などは政府の定める規約の基準に達していなかったらしいので、この決断は納得です。
パスポートを忘れてしまった…
さて、話は戻ります。
なんと、パスポートを持っていくのを忘れていました。
しかもこれだけ搭乗手続きかが厳重になっている中!
というより、正直に言うとパスポートが必要なことを知りませんでした。
完全に「日本の国内旅行と同じだろう」と思い込んでいました。
それに気が付いたのは前日の夜、一緒の部屋に泊まっていた友達がカバンからパスポートを出しているのを見て青ざめました。
ネットで色々と調べた結果、身分証があればどうにかなるかなということで当日はドキドキしながら空港へ。荷物を預けるまでは何事もなく通ったのですが、手荷物検査の場所で案の定パスポートの提示を求められました。
そのとき私が持っていた身分証はカレッジの学生証のみ。
「パスポート忘れたからこれでも良い?」と言って見せると、
「来るときはどうやって来たの?」と聞かれたので、
「車でシアトルから来た」と答えましたが、
当然疑われました。
普通は車で来る距離ではないですし笑
車でアメリカ縦断旅行がここで仇になるとは…
結局警備の人が数分話し合ったあと、案の定別室に連れて行かれました。
バックの荷物を一つ一つ確認され、体中をくまなく検査されました。
テロの疑いがあるわけですから仕方はないことですけど、あまり良い気分はしなかったですね笑
そういうわけで、友達よりも1時間ほど遅れてようやく搭乗手続きを完了することができました。
まとめ
結果から言うと、パスポートがなくても乗ることはできます。
ただ、他の人に比べるとかなり厳重にチェックされたので良い思いはしませんでした。
実際、このチェックがあまりにも厳重なため、自分が犯罪者扱いされているようで嫌だという声も多く挙がっているようです。
まあ、パスポートをもってこない自分が悪いんですけどね笑
なんにせよ、アメリカ国内での旅行はどこに行くのにもパスポートを持って行くことをお勧めします。
車でアメリカ縦断旅行シリーズ↓