旅をするならブログを書け

世界中を旅したい!そんな夢見る大学生の雑記ブログです。

どんなに新しい曲も全てオールディーズにしてしまうカバーグループ、Postmodern Jukeboxとは?

スポンサーリンク

f:id:marumaruus:20170701114312p:plain

数年前からアメリカやヨーロッパで大人気のカバーグループ、Postmodern Jukebox(ポストモダンジュークボックス)をご存知でしょうか?

 

彼らはジャズピアニストで作曲家でもあるスコット・ブラッドリーが率いるグループで、POPミュージックやロックミュージック等ヒット曲ならなんでもレトロジャズ風のアレンジでカバーする人達です。

 

ここの人達は卓越した技術も持つプレイヤーやシンガーが曲ごとに違い、ツアーでも複数のメンバーが帯同して見ごたえのあるステージを披露しています。

彼らの人気は彼らと同じコンセプトのグル-プが次から次へと出てきている事からも伺えますが、どのグループもPostmodern Jukeboxほど面白いものになっていません。

 

基本ピアノはスコット・ブラッドリーがだいたい弾いているのですが、ライブの時には時々別のピアニストに弾かせてスマホでライブをストリーム中継する事もあります。

そういえば、以前ストリーム中継していた時セキュリティに違法撮影している客と間違えられ追い出されそうになりました。一生懸命彼らに「僕は今演奏しているグループのリーダーだ」と説明しましたが、残念ながらセキュリティの人には通用せず会場から出されてしまいました。

お茶目なスコットらしい話です笑

 

ここで彼らの曲の中でもオススメの5曲をご紹介します。

比較のために原曲を聴けるリンクをつけておきますので両方聞き比べてみて下さい。より彼らの面白さがわかると思います。

  

My Heart Will Go On

一瞬何の曲かわかりませんよね?

セリーヌ・ディオンの大ヒット曲、名曲中の名曲、タイタニックの映画のテーマ曲でもある「My Heart Will Go On」を50年代ドゥワップ風にアレンジしてクールで軽快な曲に仕上げています。

アレンジでは軽快すぎて、タイタニックは沈まないどころか空を飛んでしまいそうです。

セリーヌ・ディオン「My Heart Will Go On」

https://www.youtube.com/watch?v=WNIPqafd4As

 

Bad Romance

レディ・ガガの「Bad Romance」のカバーです。

タップダンスも加えて戦前のジャズバンドのようなアレンジにしています。オリジナルにある重さは全く感じないものの、メロディそのものはあまり変えない事によりこの曲の本質が逆に見えてくる事が不思議です。

ちょっと独特の切なさがあるサウンドが素晴らしいです。

レディ・ガガ「Bad Romance」

https://www.youtube.com/watch?v=qrO4YZeyl0I

 

Viva La Vida

数年前iTunesのCMでも使われ日本にもヒットしたCold Playの曲のカバーです。

イントロのストリングスを聴けばわかる人も多いと思います。

オリジナルも重厚で落ち着いたアレンジでしたが、こちらのカバーはさらに落ち着いた、より聴かせる、まるで昔の映画のエンディング曲のようなアレンジとなっています。

このビデオでピエロのような恰好をしているシンガーは、歌うときはいつもこの恰好をしているようです。

Cold Play「Viva La Vida」

https://www.youtube.com/watch?v=dvgZkm1xWPE

 

Give It Away

これはRed Hot Chili Peppersの曲です。

オリジナルはRAP調でほとんどワンコードなのですが、それにメロディつけアレンジを1960年代のクインシージョーンズ風にして、もう原曲は歌詞くらいしか残っていないんじゃないかという、大胆すぎるアレンジです。

Red Hot Chili Peppers「Give It Away」

https://www.youtube.com/watch?v=Mr_uHJPUlO8

 

あと参考までにアレンジの元と思われるクインシー・ジョーンズ「SOUL BOSSA NOVA」のリンクを付けておきます。

この曲は映画「オースティン・パワーズ」のテーマ曲としても有名です。

https://www.youtube.com/watch?v=9KciKi_DhWg

 

Creep

最後はRadio Headの有名曲「Creep」。ある意味とても素直にバラード風にカバーしています。このカバーを聴くと、この曲のメロディの素晴らしさがより伝わってきます。サビ前のギターの「ギャギャッギャギャッ」が無くても立派にこの曲は成り立つのだと理解できます。

Redio Head「Creep」

https://www.youtube.com/watch?v=XFkzRNyygfk

 

まとめ

いかかでしょうか?

現在アメリカとヨーロッパで活躍中の彼らですが、残念ながら日本での演奏の予定はまだありません。

もし彼らが来日が決まったなら必ず見に来たいです。

 

彼らの公式facebookページ(https://www.facebook.com/postmodernjukebox/)で時々ライブを生中継しているので、よろしければそちらも見てみて下さい。

より楽しさが理解してもらえると思います。