夏だ、花火だ、独立記念日だ!!アメリカの独立記念日は盛大だった。
アメリカのビックイベントの1つ、独立記念日。
各地で色んな催しが行われています。
かくいう私もせっかくアメリカにいるので、このイベントに行ってきました!
7月4日は米国独立記念日
今月4日、7月4日はアメリカの独立記念日でした。
アメリカでは Independence Day、または The Forth Of July と呼ばれ毎年この時期になると学校や一部の仕事は休みになり、アメリカが誕生したこの記念すべき日を多くの人が祝います。
タイトルをご覧になった方はもうお判りかもしれません。
この日を語るうえで欠かせないものといえば???
そう、花火です。
独立記念日は各主要都市で盛大な花火を見ることができます。
また、基本的にアメリカでは一部地域を除いて個人的に花火をすることは認められていますが、この日は各主要都市が催す花火に負けじと、いたるところで色んな人が花火をしています。
もう本当にどこにいても花火の音が聞こえると言っても過言ではありません。
実は私もこの前日に花火を友達数人としたのですが、アメリカの個人用打ち上げ花火って日本のものと違ってかなり本格的なんですね。
流石に本物に勝てるわけはありませんが、打ち上がってから花火が開くまでの一連の動作がキチンとあります。
「ヒュ〜〜〜〜〜バーーーン!!」の「バーン」の部分です。
*豆知識*
ちなみに、花火が打ち上げられたときの「ヒューーー」って音、あれってワザとつけられている効果音って知っていましたか??
すっかり定着してしまっているこの音の正体は火薬につけられている笛の音なんです。
*今想像したであろう一般的な笛とは違います
あの「ヒューー」て音が聞こえると、もうすぐ凄いのが来るぞ!!!って期待感が高まりますよね。私たちはまんまと花火師の術中にハマっているわけです笑
おそらく、アメリカではこの効果音は一般的にありません。
市販のものも、今回見に行ったものにもこの効果音はありませんでした。
他各国の花火がどんな感じなのか、 アメリカと日本以外に見ていないので詳しくは言えませんが、この「笛」の音も日本の花火は世界一と言われる要因の1つなのは間違いありません。
*注意
独立記念日以外で花火をするのも原則として禁止はされていません。
ただ、時間と場所は考えましょう。
私たちは11時と遅くに、しかも住宅地でしていたので近所の方に怒られました。
そもそも日没が10時ですし、よっぽど人気のない場所じゃないとこの日以外は近所迷惑になってしまいます笑
花火までの1日の流れ
花火を見に行くのは良いものの、暗くなってからでないと花火は始まりません。
とは言ってもいつかの記事でお話ししたように、私のいる地域は日没の時間がかなり遅めです。
完全に日没するのはだいたい10時ごろなんじゃないでしょうか。
ということは花火が始まるのは早くても10時。
さて、それまでなにをしよう。。。
とりあえず、シアトルへ
せっかくシアトルまで行くんですから花火を見るだけでは勿体ないということで、この日、私たちは昼から行って買い物をしようということになっていました。
集合時間は14時半、3人は時間通りに来ました。
…ですが待てど暮らせど残り2人が来ません。
結局1時間半遅れの16時のバスに乗っていくことに。。。。
まあ、今考えるとこれで良かったんですけどね笑
アメリカでの移動は、個人の車を持っていない限り基本バスです。
電車もありますが、日本と違って150円程度で終点まで行けるので安く済みますし、なにより私が住んでいる場所の近くにはバスステーションしかありません。
バス嫌いな私は友達から誘われでもしない限り、休日は滅多に利用しませんが…
(旅行の場合は別です)
私の住む地区からシアトルまではバスで1時間半〜2時間ほどかかりますが、乗り継いでも300円程度で行くことが出来ました。
(同じ種類のバスを乗り継ぎする場合は150円で行けます)
シアトルに到着
私たちがシアトルに到着したのは5時30頃、普段だと2時間ほどかかる時もあるのですが、この日はだいぶ早くに着くことが出来ました。
さ〜て、買い物買い物!!
独立記念日は高校や大学など学校は休みになるところがほとんどですが、お店は普通に営業しています。(個人経営の場合はわかりませんが…)
ただ、この日は色んなお店が花火のイベントに参加するためか、早くに店を閉めていました。6時閉店など多かったような気がします。
そのため、いくつかのお店は既に閉まっていました。
そんな…開いてると思ってたのに。。。
とくに買いたいものがなかったのが救いですかね笑
そんなこともあり早々に買い物が終わったので、残りの時間でご飯を食べに行くことに。今回は中華料理屋さんに行ってきました!!
小籠包がとにかく美味しかったです笑
- 合わせ酢をつけて、レンゲにそっと乗せる。
- 皮の拗れている部分を噛んで穴を開ける。
- スープを先に一口。
- 生姜を薄くスライスしたものと一緒に食べる。
ありがちなのが、箸で穴を開けようとするパターン。
これだとスープが飛び散ってしまうかもしれないので勿体ないです笑
他の料理も全て美味しかったので、シアトルに寄ったさいは行ってみてください。
鼎泰豊(DIN TAI FUNG)
Pacific Place 4階レストラン街
HOURS: Mon – Fri: 11am – 10pm, Sat – Sun: 10am – 10pm
WEBSITE: dintaifungusa.com
いざ、イベントへ
食事も済んでお腹も満たされたところで、いざ花火が見れるスポットへ移動。
イベントまでは時間がありましたが、混雑することを考えて早めに向かいました。
花火が見れるオススメのスポットはいくつかありますが、今回はレイクユニオンパークというシアトルでも人気の高い公園へ行きました。
写真のようにすごく綺麗で見晴らしの良い公園です。
湖側にはシアトルの象徴ともいえるスペースニードルを見ることもできので、昼間は散歩やジョギングなどで来た人々で賑わっています。
私たちが公園に着いたのは10時少し前、始まるまでにまだ少し時間はありましたが、既にたくさんの人が場所取りなどをしていました。
ホットドックやハンバーガーなどをここで買うことも出来ます。
お店の前には長い行列が。。。
店員のおじちゃんも陽気で楽しげな方でした笑
来場者の一人。自分でこの衣装を作ったそうです笑
ようやく暗くなり始めてスペースニードルの夜景などを撮っていると…
「ドンッ」っと突然花火の音が…打ち上げられたのはわずか1発
もうすぐ始まるよ!みたいな合図だったみたいです。
花火ショー開始!!
それから数分後、ようやく花火ショーが始まりました。
日本の花火とは違って音楽の雰囲気やテンポに合わせた種類の花火を打ち上げる感じで、花火を一種の表現として組み入れているような印象を受けました。
「笛」(ヒュ〜〜〜)の部分がないぶん、質素なものを想像していたのですが、音楽と組み合わせることによって日本のものとは違った綺麗さがありました。
ちなみに想像していたのはこんな感じ↓
今回行ってきたのはシアトルの花火ショーでしたが、ヒューストンやニューヨークなどの大都市になってくると比例して花火の規模が大きくなります。
ヒューストンの花火↓
アメリカ国内にいる方なら絶対に一度は行くべきイベントです!
行きは良い良い帰りは恐い!
一箇所に大勢の人が集まっていたわけですから、当然帰りは相当混みます。
終わる時間帯的にも電車は使えないので、残る公共の交通手段はバスしかありません。
しかし、考えることはみんな一緒です。
花火が終わったらダッシュで向かわないと乗ることは間違いなく不可能です。
私たちが行ったときにはバスは満員のうえ、待ち行列ができていました。
ということで、歩いていけるところまで行きUberに乗って帰ることに。
近くまで行くほど安くなるので、街中を歩いていたのですが、途中2回ほど明らかに花火ではない「ドーン!!」 という音が。
「まさか〜」なんて冗談を言いながら歩いていると、数メートル先で警察に取り押さえられている人がいました。そして横には救急車が。。。
「ハハッ、まさかね……」
銃社会とも言われるアメリカではそれがありえるのが恐いんです。
あれは正直だいぶ怖かったですね。
まとめ
アメリカの独立記念日は年に1度のビックイベントの一つです。
日本では土日でもない限りなかなか行けないとは思いますが、都合が合えば是非一度見にいってみてください。
オススメはアメリカを代表するようなビック都市に行くことです。
どうせ見るなら派手なのがいいですよね!!
今回は公共の交通手段を使った生き方をご紹介しましたが、もちろん車があればそれで行くことも可能です。ただし、行きより帰りの運転に気を付けてください。
(私の友達の知り合いが実際にトラックと事故ってました。)
行きは良い良い帰りは恐い、ですよ!!