アイスがよく売れる日は凶悪犯罪がよく起こる!?
ついに今年も折り返し地点を周り7ヶ月目に突入しました。
いや〜、それにしてもアメリカの夏は日差しが痛いです笑
日本のあのジメジメとした体にまとわりつくような暑さとは違って、アメリカはカラッとしているぶん、日差しが思いっきり体に刺さります。
昔から日焼けしやすい体質なようで、夏の時期は日光をもろに吸収して真っ黒になってしまいます。日差しを出来るだけ避けているのに何でだろう…
夏といえばアイスクリーム
夏のこのシーズン、暑い日に買いたくなるものといえばやっぱりアイスですよね。
「冬にアイスの売り上げが上がる」という話も最近ではチラホラ聞きますが、それは以前に比べて冬限定のアイスクリームなどが増えたことにより、夏以外でもアイスを食べることが不自然ではなくなったことが理由として考えられます。
ただ、やはり統計的に見ると以前として夏の売り上げが群を抜いています。
出典:日本アイスクリーム協会(1世帯当りのアイスクリーム支出金額)
2012~2016年までのアイスクリーム月別の売り上げが記載されています。
冬の時期を見てもらうと分かるように確かに冬の売り上げも増えてきているようです。
上記のデータが何を基準に集計されたのか詳細は載っていなかったので、もしかすると海辺でのかき氷やお祭りの屋台で出されるアイスなどを含めると、更に売り上げがあるんじゃないかと思います。
そういうわけで「夏といえばアイスクリーム」は今も変わらず鉄板のようです。
アイスの売り上げが良い時期は凶悪犯罪がよく起こる?
今回の大前提である、「アイスが売れる日は凶悪犯罪がよく起こる」
これは少し私が意図したいのとは違ってくるかもしれません。
正確にはアイスが良く売れるシーズン(季節)は犯罪率が高くなるということです。
実はこれ、長年統計的に両者の相関関係・因果関係が結果として現れているので紛れもない事実なわけです。
つまり、
アイスの売り上げダウン → 凶悪犯罪件数が低下
アイスの売り上げアップ → 凶悪犯罪件数が上昇 ということです。
出典:ICBS Everywhere
The Logic of Causal Conclusions: How we know that fire burns, fertilizer helps plants grow, and vaccines prevent disease
http://icbseverywhere.com/blog/2014/10/the-logic-of-causal-conclusions/
上記のグラフを見てもらえると一目瞭然ですよね。
アイスの売り上げが伸びる夏の時期にかけて凶悪犯罪も多くなっています。
このグラフはアメリカのデータをもとに統計したものなので、日本国内でこの相関関係が成り立っているのか正直不明です。(探したけどありませんでした汗)
なぜ両者にこの相関関係が成り立っているのか、実は今だに議論されていて解決されていないんです。
理由として考えられることは、
- 夏は外出していることが多いため、それを狙った泥棒等に鉢合わせて被害にあった。
- 暑い時期は自然とストレスが溜まりやすい。
- etc...
考えてみてもこの程度の理由しか思いつきません笑
この両者の関係が深刻な問題として取り上げられたとき、「アイスを売るのを止めたほうが良いのではないか?」という意見が挙がったようですが、一般的には温度が原因で、たまたまアイスの売り上げと犯罪率が似たようなグラフを取るだけであって直接的な関係はない!という認識のようです。
確かに根拠もない理由でアイスが食べられなくなるなんて冗談じゃないです笑
他にも面白い相関関係といえば、
- 女性の勤労率が高い国は出生率も多い
- サザエさんの視聴率と株価
- 笑いと免疫力の関係
などなど、意外と調べると面白いものがたくさん見つかります。
なかには科学的・医学的に関係が証明されたものもあれば、偶然同じようなグラフをとっているだけというものもあるようです。(アイスと犯罪率は後者です)
暇なときにこういうの見るのも結構面白いですよ!
まとめ
結論:アイスの売り上げと凶悪犯罪が起こることに直接的な繋がりはありません。
暑い日にはアイスを買いたくなるのと同じように、暑い日にはムシャクシャして犯罪行為に走ってしまう人が多いということなんでしょうね。
謎突然こんな記事を書こうかと思ったのかというと、今学校で受けている統計の授業で少し触れて調べてみたくなったからです笑
以下のリンクは英語ですが、他にも面白い相関関係のグラフが見れますよ!