Proctor U - オンライン試験のための新しい監視システム。近い将来、授業も試験も全てオンラインになりそうです。
突然ですが、Proctor U というオンライン監視サービスをご存知でしょうか?
日本ではあまり普及していないサービスですので、ほとんどの人はご存知ないとおもいます。私もこのサービスを使って実際に試験を受けるまで知りませんでしたから。
「Procotor U 使い方」など調べてみても検索結果がほとんど英語なあたり、まだまだ日本で取り入れられるのは先になりそうですが、近い将来取り入れられることは間違いないと思います。
今回の記事では、そんなProctor Uについての詳細と使い方について紹介していこうと思います。*テストを受ける側として見ていきます。
Proctor U とは?
Proctor Uとはオンライン試験をリアルタイムで監視するサービスのことです。
一つ大事なのは、Proctor U自体は試験を行なっているわけではありません。
大学や高校などの教育機関、また他様々なあらゆる試験期間と協力し、オンラインでの受験者が不正をしていないかを代わりに監視するのが役割です。
創立からわずか10年程しか経っていませんが、オンライン教育環境が日々進化している現代のニーズに合ったこのサービスは、急激な速度で受け入れられ、今では129カ国の受験者に対して200万件を超える試験を実施するようになりました。
日本にもチラホラ……?
Proctor U の登録方法と使い方
登録方法
まずProctor Uのホームページへ移動します。
少し下にスクロールすると、以下のような画面が出てきます。
当然私たちは学生ですので、 STUDENTSの枠をクリックしてください。
すると、次はこのような画面が表示されます。
ゴタゴタと色々書いてありますが、そこまで重要なことではありません。
それらはスルーして、少し下にスクロールした場所にあるREGISTERをクリックします。
次に表示された画面では、Test-Takerを選択してください。
すると、アカウント情報を登録する画面に移動すると思います。
カメラの使用を許可するかどうかを聞かれた場合は、結局後で設定する必要があるので許可を選択しておいた方が良いと思います。(ここで聞かれなかった場合は気にしないで下さい。)
アカウント情報とログインパスなど諸々の設定が終わった後、この画面に移動できればProctor U への登録は完了です。
使用方法
ここからはProctor Uについての使用方法について説明をしていきます。
まずは、こちらの動画を見てください。
英語での説明ですが、ある程度どのように使用するかは把握できたかと思います。
簡単にまとめると以下のような手順になります。
手順1:試験日の予約
まず自分のホーム画面へ移動すると、以下の写真のように
Have Questions?/Test Your Equipment/Schedule New Session
という項目がメインに表示されています。
ここでは、Schedule New Session をクリックしてください。
すると自分の学校、学期、該当するクラスの選択画面へと移動するので、各々で情報を入力してください。
スケジュール選択画面へと移動するので、あとは希望の日時を選択するだけです。
簡単ですよね笑
手順2:試験日までの準備
試験日の登録が終わると、自分のホーム画面に試験日までのカウントダウンが表示されます。(画像は動画のを使っているため、現在の表示形式と少し違います。)
カウントダウンが00:00:00になるまでは試験開始画面には入れないため、正直に言うとやることはそこまでありません。
ただ、カメラやマイク、Flashなどが正常に動作するかだけは事前にチェックしておいてください。(監視員は好んでChromeを使うようなので、Chromeでのチェックをしておくことをオススメします。)
手順3:試験を受ける
カウントダウンが終了すると、手順2でお見せした画像右側のボタンがクリックできるようになるので、そこから試験前の最終確認ページに移動してください。
最終確認ページは上のような画面です。*画像は拾ってきたものです*
カメラ等が正しく動作していると、画面左側に担当する試験官が表示されます。
あとは試験官の指示に従って、必要なソフトのダウンロード、本人確認、画面上や自分の周りに不正なものがないかの確認、を行うだけです。(分からない場合は、相手がマウスを遠隔操作して勝手にやってくれます。)
これらの確認が終わると試験のページに移動するように指示されます。
試験はロックされており、これを監視員の人に解除してもらうことで、受験者はようやく試験を受けられる状態になるということです。
ここまで完了すると、相手とのビデオ通話は終了です。
試験中も何か不審な動作や行動、目線の動きがあった場合、ダウンロードしたソフトを使ってテキストで指示や確認が送られてくるので、それに従ってください。
ちなみに僕は問題を考えるときに顎を手で隠さないでくれと言われたよ!(癖なので無理でした。)
まとめ
以上がProctor Uの詳細と使用方法になります。
正直、普通に学校でテストを受けるよりも監視の目は厳しいように思います。
机の周りだけでなく、机の下、部屋の壁、鏡を使ってパソコンの表面まで確認されるわけなので、変な物でも置いていた場合、恥をかく可能性大です(^_^;)
現在日本で取り入れている大学があるのかまでは分かりませんが、オンライン化が進んでいる今の状況的にも、いずれ取れ入れられる可能性はあります。
そんなときにでも役に立てれば嬉しく思います。
英語がペラペラになりたいなら最初に文法を勉強するべき!!「英語が喋りたいなら、とにかく喋る」の落とし穴とは
こんばんは、丸です!
久しぶりに留学関係の記事を書いていこうかなと思います笑
今回はスピーキングについてだよ!
留学生のスピーキング力の実態
留学の仕方って結構様々で、2年間の短期大学や4年大学に通って準学士号や学士号を取ることを目的にしている人もいれば、1年間のみ語学学校に通って「喋れるようになること」に重点を置く人もいます。
私のオーストラリアに行った友達なんかは、語学学校に行きながら農業に住み込みで働いていたそうです。
最終的に学士号を取ることが目標だとしても、せっかく留学をしたのなら「英語が喋れるようになりたい」と思っている人の方がほとんどのはず。
しかし、実態はそこまで甘くありません。
なぜなら留学した人の多くが、スピーキングが上達しないまま帰国しているから。
もちろん、これは喋れるようになった他の留学生と比べての話です。
日本では、ある程度の挨拶や会話が出来れば「喋れる」と思われるので、実際のところはそこまで恥ずかしがることでもありません。
しかし、「留学をしていた」と言ってしまうと、「その割には伸びていないな」と思われるかもしれませんよね。そのため、帰国後に自分が留学したことを隠している人がほとんどなんです。
留学 = 英語がペラペラになるというイメージがあるからですね
なぜ、最初に文法を勉強するべきなのか
実際に英語を喋れるようになった人が口を揃えて言うことが、 まずは文法を完璧に自分の物にすることです。
しかし、意外と文法って軽く見られがちな気がするんですよね(^◇^;)
後述していきますが、「文法を気にせずにとにかく話せ」って結構聞きませんか?
ある程度の部分まではそれでも確かに伸びるんですが、それだと「留学した割には喋れない」止まりになることが明白です。
それはなぜか? → 言い方を知らないから。
例)単純な例で考えてみましょう。
英語で「私は彼ほど背は高くない」と言いたいとします。
もし仮に、初歩的な文法以外何も知らない場合、ある程度意味合いの似た文章を作ることは可能でしょうが、時間もかかりますし、伝わるかも微妙です。
しかし、比較級を知っていればこれは容易に言えるんです。
答えは: I'm not as tall as he (is).
よく英語が喋れないのは「単語力」が足りないからだと思っている方がいますが、おそらく文法の方に問題があると考えた方が良いです。
日本語には様々な意味合いの言葉が存在しますが、実際日常で使っているのなんて意外と決まった言葉が多いですよね? それと同じように英語が母国語の人も使っている単語は結構決まっているからです。
「文法なんて全部知っているよ!!」という方は、それが会話の中で咄嗟に出てくるレベルにまで昇華されているかどうかを考えてみてください。
本気を出せばひと通りの文法事項を学ぶのは、そう時間はかかりません。
集中すれば長くても2ヶ月ほどでマスターできるはずです。
プロセスとしては、
文法 → 単語 → リーディング → ライティング&スピーキング
今のレベルに限界を感じたので、私も最近文法を強化中です!
「英語が喋りたいなら、とにかく喋る」の意味
これは人によっていろんな解釈の仕方があるはずです。
あくまで私個人の解釈だと思って読んでみてください。
私は「英語が喋りたいなら、とにかく喋る」と「文法を気にせず、とにかく話す」ことは全く別物だと思っています。
私個人の意味の解釈はこうです。
1. 「英語が喋りたいなら、とにかく喋る」
新しい文法や単語など、日頃学習したことを完璧に自分のものにするためには実際の会話の中でアウトプットすることが何よりも大切だ。
2. 「文法を気にせず、とにかく話す」
まずは、英語を話すことに慣れるために積極的に話すようにする
つまり、
1はより流暢に話すために、2は話すことに慣れるために必要なことです。
恥ずかしがって英語を話さないよりは、文法を気にせずに話した方が良いだろう!って考え方なんですね!
*注意点*
文法を気にせずに話しすぎると、それが自分の英語のスタイルになってしまい、スピーキング力をより伸ばすことが困難になってしまいます。
ある程度会話に慣れてきたら、学習した文法を使うことを心がけてください。
留学してからやろうはバカやろう
ツイッターで以下のようなツイートをしたことがあります。↓
英語が全く喋れない人と、少し話せる人では留学したあとの伸びが全く違うように思えます。同じ期間でも少し喋れた人の伸び率は前者の5倍程あります。ちなみに僕は前者で大変苦労しています。留学前に英会話などで喋ることに慣れておくことをオススメします。#sougofollow
— 丸@はてなブログ (@marumori84) 2017年7月11日
これはなぜか??
日本にいて英語が少し話せる人っていうのは、ある程度文法の基礎がしっかり出来ている人が多いんです。ただ、日本国内ではアウトプットする機会が少ないため伸びない。
留学をすることで、アウトプットする機会が格段に増えるので、伸び率が半端じゃないってことだと思うんです。
少しでも話せた方がスタート地点で友達も作れますしね!
「留学したら嫌でも身につくし良いや〜」 って考えている方は、今からでも遅くはありません。文法の基礎くらいは頭に叩き込んでください!!
まとめ
今回はスピーキングについてのお話をしました。
スピーキング力は私を含め、多く留学生さんが伸び悩んでいるポイントの一つです。
リーディングやライティングは授業で嫌というほどするので、間違いなく伸びるとは思いますが、スピーキングは自分でどれだけやったかというのが、顕著に出てきてしまうものです。
「留学してから本気を出して勉強しよう!!」では遅いんです。
特に学士号などを取ることが目的の場合は、他様々な課題があるので、英語の勉強どころの話しではありません。
留学はあくまで「日本でインプットした知識をアウトプットして、より自分のものにする場」だと考えて勉強していると確実にスピーキング力も伸びるはずです。
初対面の相手に好印象を与えるためには!?「第一印象がいい奴にロクな奴はいない?」けどやっぱり最初の印象って大事なんです。
日本はもちろん、アメリカや他各国で生活する上で人との関わりは必須です。
そんな中で上手く人間関係を築いていくにはどうすればいいのでしょうか?
そう、「初対面での自分の印象」
これを大事にすることなんです。
第一印象は当然ながら、その後の人間関係に深く関係してきます。
誰も印象が悪い人とは仲良くしたくないですもんね(^◇^;)
一説によると、その後の全てに影響するとまで…笑
流石に全てに影響することはないと思いますが、最初の印象を良くすることで、色んな人と良好な関係が気づけることは間違いありません。
実写版映画が公開中の漫画「銀魂」で「第一印象がいい奴にロクな奴はいない」という話がありましたが、結局は仲良くなってみないことには分かりませんよね笑
(*ちなみに私は第一印象は良いですが、中身がポンコツなので当てはまります)
同じ国の人は勿論のこと、外国の方と仲良くなるためにも必須のスキルです。
具体的にどうすれば良いのか、これから話す点を大事にしてください。
肝心なのは最初の10秒!
第一印象って最初に会ったときの総合的な印象のことだと思っていませんか?
実は心理学的に第一印象というのは出会ってから約3秒〜10秒の間で、無意識的に決まってしまうと言われています。これを初頭効果といいます。
確かに30分話せば多少の挽回は出来るとは思います。
では、例えば友達に紹介されたとき、その友達と30分も話すでしょうか?
おそらく、ほとんどの人は「こんにちは〜、(名前)です。」程度しか話しません。
しかし、実はこの挨拶でほとんど全てが決まってしまっている。というわけです。
その印象が良いと次会ったときに覚えてもらえていますし、悪ければほとんど喋っていないにも関わらず嫌われてしまいます。
そんな一瞬で相手に好印象を与えるためにも、次の3点に気をつけてください。
- とにかく見た目を気にする。
- 最初の一声は笑顔で。
- 声のトーンや話し方を大事に。
1. とにかく見た目を気にする。
ここでいう見た目とは、服装や清潔感のことを言います。
ALSOKが行った以下のアンケートでは、初対面の相手の身だしなみをチェックする人が一番多かったという結果が出ています。
服装や髪型を少し気をつけるだけ、相手に与える印象はグン!と良くなるんです。
なるべく清潔感のある、万人受けするような格好がベストです。
また、女性と男性でそれぞれ最初に会ったときに見るポイントは違います。
- 男性の場合、顔→胸→足
- 女性の場合、体全体(ファッション)→手、指、持ち物、靴
というように見ていきます。
そのためデートなどでは、
女性はお化粧や、体型を綺麗に見せるように心がける。
男性はファッションに力を入れると効果的です。
2. 最初の一声は笑顔で。
同アンケートで、身だしなみの次によく見られるポイントが表情です。
私のアメリカの友達に、性格がとても明るく、友達がめちゃめちゃ多い人がいます。
どこで見ても誰かと親しげに話をしています。
「なぜそんなに友達が多いのか」と思い、彼の初対面の相手との接し方を見ていると、驚くほど笑顔で話しているんですよね。思わず相手も笑顔になるほどに
私は、ここが凄く重要なポイントだと思うんです。
日本人って初対面の相手と話すときに結構かしこまる人が多いと思いませんか?
礼儀を重んじる国だからこそですが、それが邪魔してなかなかフレンドリーに話せる人が少ないんですよね(⌒-⌒; )
笑顔で話す、これが普通にできれば第一印象は絶対に良くなります。
- ガムをくちゃくちゃしながら話す
- 目を見ないで話す
- 偉そうにする
この3点が相手に与える印象は正直言って最悪です。
想像してみてください、ガムをくちゃくちゃと噛みながら歩く誰かを。
凄く生意気な印象を受けてしまいませんか?
カッコイイと思ってよくガムを噛んでいる方がいますが、相手に与える印象は思っているのとは逆効果になってしまいます。
目を見て話すのが苦手な私ですが、初対面のときだけは頑張って相手を見て話すように心がけています。おかげで第一印象は結構良いそうです笑
3. 声のトーンや話し方を大事に。
アンケートの3番目に多いのが、この話し方や声のトーンです。
これは最初の10秒以外にも言えることなんですが、人って話の内容より、喋り方やトーンに注目する習性があるみたいなんです。
芸人に例えてみるとわかりやすいですよね。
同じような話を私たち素人がしても面白くなかったりします。
話し上手な人って喋り方やトーンの使い分けが上手い人たちなんです。
笑顔で話すんですから、明るいトーンで話す方が良いでしょう。
親近効果・終わりよければ全てよし??
ここまでは出会って10秒が大事だ!ということに焦点を置いて話をしてきました。
実は初頭効果の他に、話の終わりが良ければ良い印象を与えることができる親近効果というものあります。コツは話が盛り上がったところで引くこと。
ただし、これは逆に良い印象を潰すことになる諸刃の剣になるかもしれないということを忘れないでください。
良い話の終わり方をすると、それまでの印象が少し悪くても取り戻すことは可能です。
ただ、逆にいくら印象が良くても最悪な終わり方をしてしまえば、それまでに積み上げた印象がパーになってしまいます。
優先順位としては、初頭効果>>親近効果です。
始めの10秒で失敗しても挽回はできますが、くれぐれも気をつけて下さい。
まとめ
第一印象をよくするためには?ということをテーマにどうすればいいのかについて、お話しました。
今回は、人間関係を良好にするためにというような内容で話しましたが、実際にこれは就活での面接の場や他様々なところで応用することが可能です。
最も重要なのは、始めの10秒、「初頭効果」と呼ばれるものです。
次に初対面の人と会う機会があれば、この点を意識して話してみてください!(^^)
夏だ、花火だ、独立記念日だ!!アメリカの独立記念日は盛大だった。
アメリカのビックイベントの1つ、独立記念日。
各地で色んな催しが行われています。
かくいう私もせっかくアメリカにいるので、このイベントに行ってきました!
7月4日は米国独立記念日
今月4日、7月4日はアメリカの独立記念日でした。
アメリカでは Independence Day、または The Forth Of July と呼ばれ毎年この時期になると学校や一部の仕事は休みになり、アメリカが誕生したこの記念すべき日を多くの人が祝います。
タイトルをご覧になった方はもうお判りかもしれません。
この日を語るうえで欠かせないものといえば???
そう、花火です。
独立記念日は各主要都市で盛大な花火を見ることができます。
また、基本的にアメリカでは一部地域を除いて個人的に花火をすることは認められていますが、この日は各主要都市が催す花火に負けじと、いたるところで色んな人が花火をしています。
もう本当にどこにいても花火の音が聞こえると言っても過言ではありません。
実は私もこの前日に花火を友達数人としたのですが、アメリカの個人用打ち上げ花火って日本のものと違ってかなり本格的なんですね。
流石に本物に勝てるわけはありませんが、打ち上がってから花火が開くまでの一連の動作がキチンとあります。
「ヒュ〜〜〜〜〜バーーーン!!」の「バーン」の部分です。
*豆知識*
ちなみに、花火が打ち上げられたときの「ヒューーー」って音、あれってワザとつけられている効果音って知っていましたか??
すっかり定着してしまっているこの音の正体は火薬につけられている笛の音なんです。
*今想像したであろう一般的な笛とは違います
あの「ヒューー」て音が聞こえると、もうすぐ凄いのが来るぞ!!!って期待感が高まりますよね。私たちはまんまと花火師の術中にハマっているわけです笑
おそらく、アメリカではこの効果音は一般的にありません。
市販のものも、今回見に行ったものにもこの効果音はありませんでした。
他各国の花火がどんな感じなのか、 アメリカと日本以外に見ていないので詳しくは言えませんが、この「笛」の音も日本の花火は世界一と言われる要因の1つなのは間違いありません。
*注意
独立記念日以外で花火をするのも原則として禁止はされていません。
ただ、時間と場所は考えましょう。
私たちは11時と遅くに、しかも住宅地でしていたので近所の方に怒られました。
そもそも日没が10時ですし、よっぽど人気のない場所じゃないとこの日以外は近所迷惑になってしまいます笑
花火までの1日の流れ
花火を見に行くのは良いものの、暗くなってからでないと花火は始まりません。
とは言ってもいつかの記事でお話ししたように、私のいる地域は日没の時間がかなり遅めです。
完全に日没するのはだいたい10時ごろなんじゃないでしょうか。
ということは花火が始まるのは早くても10時。
さて、それまでなにをしよう。。。
とりあえず、シアトルへ
せっかくシアトルまで行くんですから花火を見るだけでは勿体ないということで、この日、私たちは昼から行って買い物をしようということになっていました。
集合時間は14時半、3人は時間通りに来ました。
…ですが待てど暮らせど残り2人が来ません。
結局1時間半遅れの16時のバスに乗っていくことに。。。。
まあ、今考えるとこれで良かったんですけどね笑
アメリカでの移動は、個人の車を持っていない限り基本バスです。
電車もありますが、日本と違って150円程度で終点まで行けるので安く済みますし、なにより私が住んでいる場所の近くにはバスステーションしかありません。
バス嫌いな私は友達から誘われでもしない限り、休日は滅多に利用しませんが…
(旅行の場合は別です)
私の住む地区からシアトルまではバスで1時間半〜2時間ほどかかりますが、乗り継いでも300円程度で行くことが出来ました。
(同じ種類のバスを乗り継ぎする場合は150円で行けます)
シアトルに到着
私たちがシアトルに到着したのは5時30頃、普段だと2時間ほどかかる時もあるのですが、この日はだいぶ早くに着くことが出来ました。
さ〜て、買い物買い物!!
独立記念日は高校や大学など学校は休みになるところがほとんどですが、お店は普通に営業しています。(個人経営の場合はわかりませんが…)
ただ、この日は色んなお店が花火のイベントに参加するためか、早くに店を閉めていました。6時閉店など多かったような気がします。
そのため、いくつかのお店は既に閉まっていました。
そんな…開いてると思ってたのに。。。
とくに買いたいものがなかったのが救いですかね笑
そんなこともあり早々に買い物が終わったので、残りの時間でご飯を食べに行くことに。今回は中華料理屋さんに行ってきました!!
小籠包がとにかく美味しかったです笑
- 合わせ酢をつけて、レンゲにそっと乗せる。
- 皮の拗れている部分を噛んで穴を開ける。
- スープを先に一口。
- 生姜を薄くスライスしたものと一緒に食べる。
ありがちなのが、箸で穴を開けようとするパターン。
これだとスープが飛び散ってしまうかもしれないので勿体ないです笑
他の料理も全て美味しかったので、シアトルに寄ったさいは行ってみてください。
鼎泰豊(DIN TAI FUNG)
Pacific Place 4階レストラン街
HOURS: Mon – Fri: 11am – 10pm, Sat – Sun: 10am – 10pm
WEBSITE: dintaifungusa.com
いざ、イベントへ
食事も済んでお腹も満たされたところで、いざ花火が見れるスポットへ移動。
イベントまでは時間がありましたが、混雑することを考えて早めに向かいました。
花火が見れるオススメのスポットはいくつかありますが、今回はレイクユニオンパークというシアトルでも人気の高い公園へ行きました。
写真のようにすごく綺麗で見晴らしの良い公園です。
湖側にはシアトルの象徴ともいえるスペースニードルを見ることもできので、昼間は散歩やジョギングなどで来た人々で賑わっています。
私たちが公園に着いたのは10時少し前、始まるまでにまだ少し時間はありましたが、既にたくさんの人が場所取りなどをしていました。
ホットドックやハンバーガーなどをここで買うことも出来ます。
お店の前には長い行列が。。。
店員のおじちゃんも陽気で楽しげな方でした笑
来場者の一人。自分でこの衣装を作ったそうです笑
ようやく暗くなり始めてスペースニードルの夜景などを撮っていると…
「ドンッ」っと突然花火の音が…打ち上げられたのはわずか1発
もうすぐ始まるよ!みたいな合図だったみたいです。
花火ショー開始!!
それから数分後、ようやく花火ショーが始まりました。
日本の花火とは違って音楽の雰囲気やテンポに合わせた種類の花火を打ち上げる感じで、花火を一種の表現として組み入れているような印象を受けました。
「笛」(ヒュ〜〜〜)の部分がないぶん、質素なものを想像していたのですが、音楽と組み合わせることによって日本のものとは違った綺麗さがありました。
ちなみに想像していたのはこんな感じ↓
今回行ってきたのはシアトルの花火ショーでしたが、ヒューストンやニューヨークなどの大都市になってくると比例して花火の規模が大きくなります。
ヒューストンの花火↓
アメリカ国内にいる方なら絶対に一度は行くべきイベントです!
行きは良い良い帰りは恐い!
一箇所に大勢の人が集まっていたわけですから、当然帰りは相当混みます。
終わる時間帯的にも電車は使えないので、残る公共の交通手段はバスしかありません。
しかし、考えることはみんな一緒です。
花火が終わったらダッシュで向かわないと乗ることは間違いなく不可能です。
私たちが行ったときにはバスは満員のうえ、待ち行列ができていました。
ということで、歩いていけるところまで行きUberに乗って帰ることに。
近くまで行くほど安くなるので、街中を歩いていたのですが、途中2回ほど明らかに花火ではない「ドーン!!」 という音が。
「まさか〜」なんて冗談を言いながら歩いていると、数メートル先で警察に取り押さえられている人がいました。そして横には救急車が。。。
「ハハッ、まさかね……」
銃社会とも言われるアメリカではそれがありえるのが恐いんです。
あれは正直だいぶ怖かったですね。
まとめ
アメリカの独立記念日は年に1度のビックイベントの一つです。
日本では土日でもない限りなかなか行けないとは思いますが、都合が合えば是非一度見にいってみてください。
オススメはアメリカを代表するようなビック都市に行くことです。
どうせ見るなら派手なのがいいですよね!!
今回は公共の交通手段を使った生き方をご紹介しましたが、もちろん車があればそれで行くことも可能です。ただし、行きより帰りの運転に気を付けてください。
(私の友達の知り合いが実際にトラックと事故ってました。)
行きは良い良い帰りは恐い、ですよ!!
ホームステイのメリット・デメリット。住居決めで重要なポイントとは?
留学先を決める上で、滞在先住居をどうやって決めるのか。
これも大切なポイントだと私は思います。
寮やルームシェアについてはこちらの記事をご覧ください。↓
さて、今回はまだお話ししていなかったホームステイについてのメリット・デメリットを、私の友達から聞いた面白い例なども含めて紹介していこうと思います。
メリット
- 寮やルームシェアより家賃が安い。
- 家事をする必要が無く勉強に集中できる。
- ホストとの会話で英会話の力もつく。
- ホストによっては毎朝送迎してくれる。
1. 寮やルームシェアより家賃・生活費が安い
ここで言う家賃とは生活費を含めた1ヶ月の支出額だと思ってください。
基本的に寮やルームシェアなどは、家賃の他にも食材費やその他の生活費がかかります。
一方でホームステイは食事も含めての家賃となるため、その分お金を抑えることができます。
以下、私(ホームシェア)と私の友達(寮)の1ヶ月の生活費と家賃の例になります。
私の場合
- 家賃 650ドル
- 生活費 250ドル (うち食事200)
友達の場合
- 家賃 800弱 ドル
- 生活費 300ドル (うち食事200)
ご覧のとおり、私は家賃と食費合わせて日本円で約90000円。
友達に至っては月10万円を優に越しています。
私の9万円も充分高いですが、友達に関しては月10万円以上ですよ!高過ぎます!
その点ホームステイは食費も含めて月675ドル、つまり約7万円で生活できるわけですので経済的にキツい方にはオススメです。
ちなみに私もお金がないので9月からホームステイにする予定です。
2. 家事をする必要がなく勉強に集中できる。
私が留学先で住居を決めるときに重要だと思っていることは以下の3つです。
- お金を管理するオーナーがいるか
- 学校から比較的近い距離にあるか
- 勉強を出来る環境か
*以前の記事でもお話ししたように、住居を選ぶときは出来るだけお金を管理するオーナーがきちんといる場所を選んでください。
お金のトラブルというのは拗れると非常に大変です。
実際私の知り合いの中にはお金をルームメイトに騙し盗られていた人もいました。
ホームステイはホストマザーがきちんとお金を集金するので、そういった心配はいりません。
さて、本題の勉強に集中できるという点ですが、
集中ができるというよりは家事に気を使わなくても良いぶん、それだけ勉強をする時間を確保することが出来ると言った方が良いかもしれません。
結局はホームステイになっても出来ない人は出来ません。
ただ、ご飯を作る1、2時間の間を勉強や他のことに費やすことが出来ることはとても魅力的ですよね!!
3. ホストとの会話をすることで英語力が向上する
これは周りの友達からの話をもとにした、私のホストファミリーに対する個人的な考え方なんですが、ホームステイにすることで、寮やルームシェアをしている人よりも格段に英語を喋る機会は増えると思います。
寮についてですが、皆さんが夢見るルームメイトで仲良く、なんてのはレアなケースだと思った方が良いと思います。
最初からある程度喋れる人で、一切人見知りをしないような人なら可能だと思いますが、そんな人はなかなかいませんよね笑
今考えると私の最初のルームメイトはかなり恵まれていたにも関わらず、英語が全く喋れなかった私は彼らを避けて生活していました。
今でこそ学校で会ったときに話をしますが、あのころは本当に無理でした。
(まず言ってること分かんなかったですし…)
ただ、ホームステイになるとそうも言ってられません。
食事中などにホストマザーからの質問攻めにあいます。
子供がいる場合は子供の相手をしないといけないかもしれません。
つまり、強制的に喋らなければいけない空間が作られているので嫌でも英語力は向上します。
私が来る前にホストファミリーに対して抱いていた不安は、「言葉が通じないこと」でしたが、それは寮でもルームシェアでも一緒です。
英語力に自信がないからこそ、ホームステイを選ぶべきだと思います。
4. ホストによっては毎朝送迎してくれる
後のデメリットの方でも話していきますが、ホームステイというのは非常に当たりと外れがはっきりしていると思います。
私が聞いた中で一番ハズレなホームステイ先では、夕食にトウモロコシを丸ごと一個机の上に置いてあるだけ、というものがありました。
作画:丸
…絵図らを想像するだけでも泣けてきます。
*凄く稀なケースです。
これとは逆に車で毎朝学校まで送迎してくれるホストファミリーもいます。
これまた同じくらい稀なケースではありますが、送迎してくれるホストファミリーに当たった場合は大当たりです。
遠慮せずに喜んで送迎してもらいましょう。
以上がホームステイのメリットになります。
デメリット
- 自分の理想のホームステイ先を見つけることは難しい。
- 子供がいる家では勉強の妨げになる可能性がある。
(赤ちゃんのいるホームステイは夜泣きで大変だそうです笑)
1. 自分の理想のホームステイ先を見つけることは難しい。
メリットの部分でもお話ししましたが、ホームステイ先には当たりとハズレがあります。
最初から当たりのホームステイ先にいきなり巡り会える人もいれば、何度引っ越しても夕飯がトウモロコシのようなホームステイ先に当たる人もいます。
これはなぜかというと、友達経由で良いホストファミリーを紹介されたりしない限り、どこのホストファミリーに充てられるのかというのは完全にランダムなわけです。
多少の希望などにそっては決められますが、その候補の中からどこに当たるかていうのは分かりません。
よく考えてみると、まず相手先のことを知らないわけですから、ランダムでも自分で選ぶ場合でも一緒です。
つまり、完全に運です。
前提として、完璧なホストファミリーはいません。必ず何かしらの不満は持つことになると思っておいてください。
日本の生活と比べてしまうと、どうしてもどこか見劣りしてしまいます。
中には一億円の家がホームステイ先だったりする人もいますが、それでも必ず些細な不満はでてくるはずです。
理想のホームステイ先に当たるのが一番ですが、そんなことはほぼありません。
もしもホームステイ先に何か不満を持ったときに、一度これを思い出してみてください。
2. 子供のいる家では勉強の妨げになることがある
子供ってのはとにかく無邪気で、元気です。
勉強していようが、何をしていようが、お構いなしにイタズラなどを仕掛けてきます。
そういうのってついつい可愛いからノっちゃうんですよね、たぶん。
いちいち対応していては勉強が手につきませんし、ガン無視だと子供は拗ねます。
いざ、子供が寝静まって「さあ、勉強!」てときに赤ちゃんの夜泣きで集中できない。
考えれば考えるほどエンドレスです。
その辺りの時間の調節を自分ですることがかなり重要になります。
ただ、これは最悪な場合の話です。
よほど普段悪い行いをしていない限り、普通に生活できる程度のホームステイには当たれると思います。
子供も英語力の向上のためだと思って適度に接してあげてくださいね。
根本的に、ホストファミリーからすると一つの仕事(お金儲け)です。
不満は付き物だと思ってある程度のことには目を瞑るよう頑張ってください!
まとめ
日本で住んでいた環境と同じ環境を見つけることはなかなか難しいです。
留学中だからとある程度は割り切って我慢するのも必要。
ただ、限界でやっぱりホストを変えたいというのであればカレッジのオフィスで簡単に申請できるので、そこまで心配する必要はありません。
実際、1週間で出たりしてる人もいるらしいです…
これから留学をしようと思っている人、住居に迷っている方に少しでも参考になればと思います!
留学先でアルバイトって可能?可能な地域と不可能な地域の例を挙げてみた。
よく留学先についての質問などで、学費や滞在費用などの代表的な質問を抜いて考えると現地でのアルバイトは可能なのか?というものを目にします。
一般的に留学や仕事などで一定期間以上アメリカを訪れる人は非移民ビザというものを取らなければいけません。
- 商用・観光ビザ
- 就労ビザ
- 学生ビザ
- 交流訪問者ビザ
- 報道関係者ビザ
など色々ありますが、この中でよく知られているのは学生ビザと就労ビザではないでしょうか?今回はこのうちの1つ、学生ビザについて話をしようと思います。
学生ビザでアルバイトは出来るのか?
学生ビザというのは語学学校やカレッジや大学などに通うことを目的にする人が取る必要のあるビザです。
原則的として学業目的での留学なため、学生はフルタイムでの授業を取ることが義務とされていて現地でのアルバイトは出来ないことになっています。
実際、アメリカでも学生ビザ所有者がアルバイトをすることは禁止されています。
日本人のお店で働いている人もたまに見かけるんですが、特別な許可を得ている場合か、無断なのかはわかりません。
もし無断で働いている場合、強制帰国を強いられるか、酷い場合は今後一切の国内入国を禁止されてしまいます。
少しでも自分の生活費を稼ぎたい気持ちは痛いほど分かりますが、こういう決まりごとは守っておくことに越したことはありません。もしもの場合が大変ですからね!
ただ、これは大学や大学院外に限った場合の話です。
学生ビザの概要をよく読んでみると分かるのですが、週20時間以内でならオンキャンパス内で就労することは認められています。
つまり、自分が通っている大学内でなら働くことが可能ということです。
大学内って意外と色々なバイトがあるので、働くことを考えている人は学校内での募集を確認してみることをオススメします。
中には結構時給が良いものもあるので是非探してみてください。
ただ、これはカレッジや大学に限った場合なので、語学学校などの外部施設に通っている場合は諦めて英語力の向上に励むしかありません。
バイトをするためには英語力が絶対条件なので、これはその準備期間だ!と自分に言い聞かせながら頑張ってください!!
地域によっては学生ビザで留学をしている人でも規定時間以内ならアルバイトが認められている場合もあります。
例を挙げると、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、 フランス、ドイツ などのワーホリに対応した国では働くこともプランにいれた語学留学が可能です。
これにも、
- 学生ビザを保持している
- フルタイムの学生である
- 政府公認の学校に在学中
- 6ヶ月以上の期間在学予定
などある程度の条件はありますが、条件を満たしていれば週20時間内なら働くことも可能です。(上記の条件はカナダの場合です)
政府公認とは言っていますが、普通にカレッジや大学に通っていればこの条件にも当てはまるのでそこまで心配する必要はありません。
留学先の学生ビザの概要や、国で認められている場合でも地域の条例によって禁止されている場合もあるかもしれませんので、そのあたりの確認は各自で詳しく調べる必要があります。
まとめ
今回は学生ビザでアルバイトは可能なのか?ということについて話しました。
結果的に言えば、地域によっては可能です。
現地でのアルバイトを考えている方は、留学会社などに直接言って詳しく話を聞くことをお勧めします。
最後に、
思いっきり綺麗事を言いますが「学生の本分は勉強」です。Σ(・□・;)
人に言える立場ではありませんが、せっかくの留学です。働いてばかりで勉強が手につかないでは元も子もありませんよね笑
かく言う私はアルバイトはしていませんのでこういう言い訳もできません…
ということで、大人しく勉強に励みたいと思います!!
留学者数は年々減少している!?そのワケとは
近年、会社や学校などのあちこちで「グローバル化」が一つのテーマとして挙げられています。
以前、私が通っていた高校もグローバル化の流れに乗るべく、英語プログラムの強化を懸命に行っていました。
そんなグローバル社会とは裏腹に、外国大学への留学者数は年々減少傾向にあると言われていることを皆さんはご存知だったでしょうか?(私は知りませんでした笑)
留学者数は減少している??
まずは、以下のグラフを見てください。
出典:平成29年3月 文部科学省集計 日本人の海外留学状況
「日本人の海外留学者数の推移」<別紙1>
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/__icsFiles/afieldfile/2016/04/08/1345878_1.pdf
左側から右に年代が新しくなっています。
残念ながら2014年までのデータしかありませんが、この文部科学省が集計した海外留学者数のグラフでは、2004年までをピークに人数は年々減少し続け、最近では少し上がったり下がったりを繰り返しているようです。
では、次のグラフを見てみてください。
グラフ:留学期間別留学者数(2015年度) <別紙2>
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/__icsFiles/afieldfile/2016/04/08/1345878_1.pdf
「あれ、上がってるじゃん」と思われた方、そこに原因があります。
多くの人が留学者数が増加していると勘違いしてる原因の一つに、この日本支援機構の調査による状況として公開している一年間の留学者数統計グラフがあります。
四角で枠組みされている部分をよく見てください。
短期の交換留学等も含む、と書かれていますよね?
つまり、以前と比べると最近ではアメリカの4年制州立大学やコミュニティカレッジに留学するのではなく、日本の大学で交換留学プログラムを使って短期間で留学している人が増えているということが分かります。
個人的には短期でも留学は留学なので、留学者数は上がっていると言いたいところですが、世間一般的には下がっていると認識しておいた方が良さそうです。
その理由は??
次にその理由を考えてみました。
以下が、考えられる理由です。
1. 費用、学費などの問題
2. 外国大学卒は日本での就活が大変
3. 留年、落第などの心配
費用、学費などの問題
いつかの記事でアメリカの4年制大学の学費について話をしましたが、アメリカの大学の学費は毎年どんどん高くなっています。ホントに高いです。
出典:アメリカにおける州立大学の授業料-国立大学財務・経営センター
グラフ:4年生大学の授業料(2007年度) <別紙2>
このグラフも新しいものではありませんが、日本で大学の授業料が年々高騰しているのと同じようにアメリカの大学の学費も年々高騰しているのが分かると思います。
日本では私たち日本人はネイティブ、つまりその土地で生まれ育った人々なので、国立の学校にするとそこまで学費はかかりません。(私立の場合は確かに高いですが)
では、ネイティブじゃないとどうなるか?
→学費とは別に払わなければならない授業料が発生します。
インターナショナル学生用の授業料といった感じです。
それと同じようにアメリカでもネイティブの人(アメリカ人)の学費はそこまで高くはありませんが、日本人などの国外の学生(インターナショナルの学生)に対しては別物の授業料が割り当てられます。
こういった意味でもネイティブでない限り、その国の大学に通うというのは相当なお金が必要になるということです。
学費が足りなくなり途中で帰る学生もたまにいるみたいですし、費用や学費の心配をして留学に一歩踏みだせない人も多いはずです。
外国大学卒は日本での就活が大変
これは間違いなく原因にあると思います。
留学しようとする人の多くは外資系企業などの海外に関わる仕事などに就くことを目標にしているはずです。
そういった企業は日本からアメリカまで就活生のために出向き、日本と同じように面接などを行ってくれるので問題はありません。
実際、以前に私と同じ学校に留学していた友達もアメリカ国内で日本の就職活動を済ませて日本に帰国していました。
では、アメリカに来ない企業に就職したい場合はどうなるの?ってことです。
そうなると、アメリカにいながら就活は難しいので長期休みを取ってわざわざ帰らないといけません。なかなか面倒くさいですよね笑
卒業時期も日本とは違いますし、その辺りを調整するのも面倒です。
私も実は日本のメディア関連の会社で働きたいと考えているので、この大変組側の人間ですが、日本にある唯一の外国大学日本校「テンプル大学」に来年から編入する予定なので、日本での就職活動は問題なくできると思います。
(テンプル大学に関してはまた次回詳しく話していこうと思います。)
留年、落第の心配
私の周りの友達にも結構いるんですが、留学をしている人は大抵が高卒、もしくは大学を途中で辞めてきたという人達です。
なかには高校を1年で辞めて留学している子もいます。
確かにカレッジの高校修了認定プログラムを取れば通常よりも早く高卒認定が取れますし、早く大学に行くことができます。
が、これには短所もあります。
高卒ですぐに来たにしろ、大学を辞めてきたにしろ、どちらも要は「高卒」です。高校中退で来た場合に関しては「中卒」と同じ扱いになります。
つまり、留年や落第などでいつまでたっても学位が取れない場合、いつまで経っても「高卒、もしくは中卒」扱いということになります。
そして、学費が足りずに帰る… 最終学歴は「高卒、もしくは中卒」です。
ちなみに、これは相当ネガティブに考えてみました笑
普通はしっかり授業を聞いて毎日授業に出ておけば、よほどのことがない限り落第なんかはしないと思います。
日本と違い学年という考え方があまりないので落第というよりは何か1クラス落としたみたいな感じですし、あまり心配はいりません。
ただ、日本の大学感覚でいると痛い目にあうかもしれません。
まとめ
今回は、海外に留学する人数が年々減っているというテーマで、2年制や4年制大学に長期間留学する人が減っている理由を勝手に考えてみました。
友達同士で似たような話題について真剣に話すこともありますし、結局これって留学している人が抱えている不安と変わらないのかなと感じました。
話しの途中でもお話ししましたが、日本にも「テンプル大学」という外国校の学位が取れる大学があります。いずれ詳しく話していきますが、日本人が30%という日本国内ではかなり少ない環境でアメリカと同じように英語で授業を受けることができます。
アメリカの大学への編入も簡単ですし、上記の不安を持っている人にはオススメです。(学費はそこそこ高いですが)
セメスター制のメリット・デメリット。意外と知らない留学知識③
長期休みに入ると急にやることがなくて暇になります、丸です。
ということで久々に1日で3記事連続投稿しています。
だって、他にすることないんですもん。
小学校、中学校、高校って長期休みに大量に課題が出てたイメージがあるんですけど、その点大学ってそういうのがないので気が楽ですよね。
日本の大学って課題あるんですかね…
もう1日中寝ていても良いくらいです。
さて、本題です。
前回までは、クォーター制とトリメスター制について、それぞれご説明しました。
今回は残りのセメスター制についてご紹介していきます。
セメスター制とは
クォーター制が4学期制、トリメスター制が3学期制、ではセメスター制は?
もちろん、セメスター制とは2学期制です。
以下、スケジュールの例です。↓
春学期: 1月 〜 5月末
秋: 9月 〜 12月
これがアメリカの一般的な区分けの例です。
見てわかるように非常に休みの期間が長いですよね。
ただ、休みの期間中も補修や教養課程のクラスを実施しているのが普通みたいです。
*ヨーロッパの方でもこの学期制度は利用されていますが、期間が上の例と全く異なることもあるようですので、ヨーロッパへの留学を考えている場合は確認が必要です。
日本の大学ではよく使われている学期制度ですよね。
最近はこれが更に2つに分けられてクォーター制になっている学校もあるようです。
恥ずかしいことに、私は最近までトリメスター制のこともセメスター制だと思っていました。
つまり、
4学期制→クォーター制、2学期制と3学期制→どちらもセメスター制。
こういう風に思っていたわけです。
だって、3学期制って日本人にとって馴染みはありますけど、トリメスター制なんてまず言わないですよね??
セメスター制とクォーター制ってなんとなく聞いたことがあったので、こういう認識になっていました。
たぶん、同じように認識している人も少なくはないはずです。
以下、セメスター制のメリット・デメリットになります。
メリット
- 休みの期間が長い
上記でも挙げたように、セメスター制では学期間の休みが長いです。
この長期休みを利用して帰国してバイトをすることもできます。
断言は出来ませんが、成績上位を取っておけば補修などは受けずに済むでしょうし、この長期期間を利用しない手はありません。
- 授業がめちゃめちゃ丁寧
丁寧と言ってしまうと少し違うかもしれません。
ようは、1セクションに対して時間をかけて学習することができます。
クォーター制だと毎日授業がある場合、予習復習が大変ですが、セメスター制だと週に2回ほどだと思うので(それ以下かもしれません)かなり余裕を持って学習に取り組むことができます。
- 授業時間が短い
一学期にやる内容が同じ程度だとするとセメスター制はクォーター制などと比べて、急ぐ必要はありません。
クォーター制では無理やり1学期に内容を詰め込むため、1クラスの時間が長いです。特に夏のクォーターとかは1時間半が普通です。
それと比べるとセメスター制では40分や50分で授業が終わります。
これは魅力的ですよね。
デメリット
- 1学期が長い
長期休みが定期的にあるけど比較的短い、長期休みは長いが1学期が長い。
どちらが良いですか?
私の場合前者なのでデメリットにあげました。
長期休みって長いぶんだけ後半ダレるんですよね、休みの中盤って「早く学校始まらないかなー」とか思いませんか?
いざ始まると、次は「早く休みにならないかな」です。
だったら、前者の方が良いと思いませんか?
- 入学時期が少ない
2学期しかないため、2回しか入学可能な時期がないということになります。
日本のスケジュールとずれている場合が多く、入学時期を合わせるのが大変です。
以上が、セメスター制についての説明になります。
トリメスター制、クォーター制についてはこちら↓